上の「顔はめ看板」は、14ページ目にでてきたものです〜
あれがずっと現代まで受け継がれてきています!


コーちゃんとモーちゃんが好きなので、番外編を描けてすごく楽しかったです。
感想もいただけてとても嬉しかったです、ありがとうございました!


ナベアツヒメとお兄さまはこれからずっと幸せに暮らします。残念なことに
火の鳥の尾羽は数年後の火事で焼失してしまいます。
二人の子孫は今も東出雲にいます〜


『八雲立つ風土記の丘 ガイドブック』によると、
古墳時代の終わりの出雲では西(モーちゃん側)、東(ナベアツヒメ側)
と二つの勢力があり、次第に東が優位になっていったそうです。


すごくしょうもない設定ですが、ヤマトから来た「なんら政治的目的のない
ただのヤマトの狩人集団」の団長の正体は詐欺師です。
「火の鳥クラブ」という投資関係の詐欺で捕まって、イズモタケル暗殺を
もちかけて仮釈放されてます。
「火の鳥クラブ」は、火の鳥を確実にしとめる技術を開発したと偽って、
火の鳥の生き血とその販売の利益をエサに投資をつのったヤマトでは
有名な詐欺事件です。


男装してやってきていたヤマトの巫女たちは、団長にイズモをのっとったら
出雲大社を任せる、とそそのかされて「里の家族が病気」と嘘をついて
有給を使ってイズモに来ていました。
他の一味たちと一緒にヤマトに強制送還されて、またヤマトヒメのところに
戻ります。
「おかげさまで(家族は)無事に峠を越しまして…」
「峠を越えて、ツーリングにでもでかけましたか」
(映画版「AKIRA」)
という会話をしたとかしなかったとか!


長引いてぼんやりしていたので、
「モーちゃんが3本の矢を同時に射る」ところを入れ忘れたのに、
その場面が終わってから気がついてしまいました!
71〜76のあたりで入れるつもりでした。


最後になりましたが、感想やコーちゃんとモーちゃんに温かい言葉を
沢山ありがとうございました!!


そして、出雲の物語といえば、史文庫の史さまが
ものすごく素晴らしいイズモタケル(とヤマトタケル)の物語「出雲残照」
をお書きになられているので未読の方はぜひ!ハンカチ、鼻紙を
御用意の上、ご一読をお勧めいたします〜

                           2010年4月3日 あべまき とちみ



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10/04/03